人間関係の心理のあれこれ

人間関係が怖いを楽にする方法についてつらつら綴っていきます。

「危うきに近寄らず」で車内トラブルを避ける

通勤に電車を利用している人は、乗客どうしのトラブルに巻き込まれたことがあるかもしれません。
かつて、「日本人は遠慮がち」といわれた時代には考えられないようなことが車内で起こっています。


たとえば、ヘッドホンやイヤホンからもれてくる音。


本人は気付いていないのか、知るよしもありませんが、他人からすれば、どんなに素敵な音楽でも雑音です。


しかし、こんなときに「うるさいよ!」と言ってしまっては、トラブルのもと。


「もしもし、音がもれていて、周りの人に聞かれちゃいますよ」くらいにとどめておいたほうが無難でしょう。
それにしても、最近のヘッドホンやイヤホンは、音漏れ防止機能がついているものも多いはずですが・・・。


また、自分が降りる駅に着いたのに混雑で降りにくいこともあります。
なかにはドアの前に立ちはだかっている人もいます。


そんなときは、「すみません」と言っても通じません。


「すみません」では、なにが「すまない」のか伝わらないのです。


その声に振り向く人はあっても、道を開けてくれる人はいません。


しかし、


「降ります!すみません、通り道を開けてください」


と言えば、周りの人も体をずらしたり、場所を開けたりしてくれるはずです。


さらに、ターミナルの駅で乗客がどっと降り、車内がずいぶん空いたというのに、混雑していたときと同じ場所に陣取ったまま、すきまをつくろうとしない人がとなりにいることもあります。
そういうときは、「通ります」と言って、その人から離れたほうがいいでしょう。
そんな人は、まわりが見えていないか、まわりに気を遣うことができないわけですから、距離をおいたほうが身のためです。


「君子、危うきに近寄らず」という言葉がありますが、コミュニケーションにおいても、その言葉は応用できそうです。


人間関係ワンポイント:電車内では周りが見えない人や、気を遣えない人に近づかないようにする