人間関係の心理のあれこれ

人間関係が怖いを楽にする方法についてつらつら綴っていきます。

2022年3月のブログ記事

  • 不安を逆用して自分を強くする森田療法

    神経症は心理的な病気であり、精神的なストレスあるいは性格の偏りから生じてくる。 そして、患者がいくら「具合が悪い」と訴えても、その訴えに相当するような器質的な病気が発見できないものを言う。 病気の診断を下すのは自分ではなくて、専門家の医師なのである。 そもそも身体が前後左右に動くといっても、それは... 続きをみる

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  • 開き直ったとたんに「新しい自分」が飛び込んできた

    結核に罹患した神経症の男子学生のAさんは実家で休養していた。 そして薬を摂取し安静の毎日を過ごしていた。 ところがどうしても気分が落ち着かず、死の不安におののき、不眠が続いた。 ささいなことにすぐ立腹し、母親に茶碗を投げつけたり、お膳をひっくり返したりしたこともある。 家族は腫れ物にでもさわるよう... 続きをみる

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  • あなたが他人を羨ましいのと同じくらい、誰かもあなたを「羨ましい」

    「不幸を受け入れない完全主義」は、苦しみを倍加する。 完全主義は悪魔のささやき。 だから同じ状態でもひどく苦しむ人と、それほど苦しまない人といるのである。 今の健康も、今の人間関係も当たり前と思わない。 お金がないときにはわずかでよいから、貧しい人に寄付をする。 そうすると今の経済状態に感謝をする... 続きをみる

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  • これからの時代を生き抜くために必要な心の保険

    若い頃に「美人である」と賞賛された女性が、高齢になって問題を起こすのも同じである。 美人でなくなってきたときに、イライラが始まる。 若い頃、美人と賞賛されても、無意識の世界で、ありのままの自分には価値がないという価値剥奪の屈辱体験をしている。 いずれにしても、社会的には望ましい環境にありながら、い... 続きをみる

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  • 自分をみじめにする努力こそ、大きな悲劇

    生まれついて富んでいる人よりも、貧しい環境に生まれて努力して豊かになった人のほうが幸せである。 努力が報われるか、報われないかが、幸せには重要である。 逆境に生まれて頑張って心理的に成長した人のほうが、もともと心理的に恵まれて成長した人よりも幸せである。 幸せになれるかなれないかは、自分の努力が有... 続きをみる

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  • 無いものねだりの不幸

    自分に「自分は幸せだ」と、いろいろ言い聞かせる。 食べられる。 屋根の下で雨にも濡れず暮らしている。 つらい労働を強いられているのでもない。 しかし、どうしても幸福感はなかった。 基本的な欲求が満たされていなかったのである。 人は、基本的な欲求が満たされて幸せになる。 人は愛されるから、仕事でも好... 続きをみる

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